
付録A
2章物理層のプロトコルとサービス
2. 物理順のプロトコルとサービス
機上及び地上局は、単信モードで作動し物理媒体にアクセスするものとする。
2.1 機能
物理層は、以下の機能を提供するものとする。
a)送信機及び受信機周波数制御
b)受信機によるデータ受信
c)送信機によるデータ伝送
d)通知サービス
2.1.1 送信機/受信権周波数制御
VDL物理層は、リンク管理エンティティ(LME)の指令に従い、送信機あるいは受信機の周波数を設定するものとする。
注.LMEは、3章で規定されるデータリンク肩エンティティである。
2.1.2 受信機によるデータ受信
受信信号は、上位層で正確に読み取られるように復号化されるものとする。
2.1.3 データ伝送
VDL物理層は、データリンク層から受領したデータを適切に符号化するとともに、RFチャネルを介して、それを伝送するものとする。
2.1.4 通知サービス
装置の運用パラメータは、物理層で監視されるものとする。信号品質解析は、復調器評価処理及び受信評価処理で実行されるものとする。すなわち、この解析は、0から15の範囲で標準化されるものとする。この場合、0から3を劣悪(poor)、4から12を適当(adequate)、13から15を良好(excellent)とする。
注:復調器で評価される処理には、BER、SNR及びタイミング・ジッタが含まれる。
受信機で評価される処理には、受信信号レベル及び群遅延が含まれる。
前ページ 目次へ 次ページ
|

|